元陸送ドライバーが新型フィット・新型ヤリス(旧ヴィッツ)を試乗して乗り比べました

どうもヨシヒサです。
2月14日販売開始の新型フィットと2月10日販売開始の新型ヤリス(旧ヴィッツ)に試乗して乗り比べた感想を書きたいと思います。
あくまで個人的に思った感想になりますのでそう思う人もいるのだなというくらいの参考程度にしてください。
ぜひ最後まで読んでくださいね。

結論から言いますと新型フィットの方が乗りたいと思いましたので新型フィット寄りの内容になっていますのでご了承ください。

この記事を読んでわかること
・運転時の新型フィットと新型ヤリスの違い
・内装・シートの新型フィットと新型ヤリスの違い
・外観の新型フィットと新型ヤリスの違い
・新型フィット・新型ヤリスの良かった点・気になった点
がわかります。

運転時の新型フィットと新型ヤリスの違い

右左折時の確認のしやすさ・・・新型フィット 〇

運転席から見た視界はフロントピラーを細くして見やすくしている新型フィットに対し、新型フィットと比べると新型ヤリスは太いフロントピラーが右左折時の確認のしやすさでは不利になっている。

走行時のロードノイズ・・・引き分け 

走行時のロードノイズについては新型フィットも新型ヤリスもコンパクトカーだとこれくらいは聞こえるよねと思う予想通りの結果でした。
昔なら明らかにトヨタの方が静かだと思って間違いはなかったと思っていたのですが、今回ロードノイズに関しては同じぐらいに感じました。

加速の違い・・・やや新型フィット 〇

加速の違いについては試乗では違いを感じられるほどアクセルを踏んだりスピードを出したりすることが出来なかったのでわかりませんでしたが、
新型フィットはあくまで個人の感覚ですが新型フィットは発進が滑らかになった気がしました。

ブレーキの感覚・・・引き分け ー

ブレーキの感覚は新型フィットは少し効きやすくなったような印象(気のせいかもしれませんが)で新型ヤリスは今まで通りのブレーキのタッチの印象でした。
新型ヤリスの方が今までと同じ感覚で乗れるような気がします。

内装の新型フィットと新型ヤリスの違い

新型フィットの内装・・・〇

昔のホンダ車は内装が良くなかった、ちゃちな印象がありましたが、新型フィットはそんな印象を覆すほどお金はあまりかけられないけれどシンプルですが上手くまとめられている印象でした。

新型ヤリスの内装・・・

逆に昔のトヨタ車は内装のトヨタといわれるくらい上質な印象がありましたが、新型ヴィッツは初代から比べても明らかにコストカットされているのがわかるくらい安っぽくなった印象があります。

結果、同じような素材を使っても新型フィットの方が見せ方が上手いような気がしました。

シートの新型フィットと新型ヤリスの違い

シートの座り心地・・・引き分け ー

新型フィットも新型ヤリスも程よい硬さのシートで特に気になる点はありません、別の車になりますがノートはこの2台のシートより座り心地が悪いと思いましたw
新型フィットはリアシートが厚みのある柔らかなシートになっていて座り心地が良くなっていた。

シートアレンジ・・・新型フィット 〇

シートのアレンジについては新型フィットはシートアレンジで後席のシートを倒すと若干の段差は出来るものの(1cmくらい)フラットに倒すことが出来ますし、反対に座面を跳ね上げることが出来るのもフィットの大きな特徴がありますが、
新型ヤリスは私が特に残念なのが後席のシートを倒すと10cmくらいの段差が出来てしまうこと。これをずっと継承しているのが残念でなりません。座面を跳ね上げることはそれ自体出来ませんしシートアレンジは新型フィットの方が良いと思います。

外観の新型フィットと新型ヤリスの違い

外観の比較・・・好みによるので引き分け ー

外観については人それぞれの好みがあるので良し悪しは言えませんが、新型フィットは先代のフィットに比べて丸くなった印象がします。
新型ヴィッツは最近のトヨタのフロントマスクになりどことなくアクアっぽい感じでリアはプリウスっぽい印象に感じました。
友人は新型フィットは可愛らしくて新型ヴィッツはデザインが好きじゃないようでしたw

新型フィットの良かった点・気になった点

ホンダ フィット 公式ホームページ

2月14日販売開始の新型フィットはBASIC・HOME・NESS・CROSSTAR・LUXEの5つのタイプから選べるようになっています。
この中でもCROSSTARが好評だとディーラーで聞きました。
新型フィットは初代から受け継がれる右左折の時に確認しやすいフロントピラーの角度や多彩なシートアレンジなど良い部分はきちんと受け継がれていながらも電子制御パーキングブレーキが全タイプ標準装備で他にHonda SENSING・フルLEDヘッドライトなどの装備がBASICを除く車両に装備されている今どきの車といった印象でした。

〇良かった点

  • フロントガラスに面するピラーを細くしていることにより右左折時の確認がしやすい工夫があったり、ワイパーがインパネ上部より見えない位置に配置しているので見晴らしの良い視界になっている。
  • リアシートがコンパクトカーだと固くて座り心地が悪い印象があったが新型フィットは厚みがある柔らかい座り心地で印象が良かった。
  • 試乗した車はe-HEV HOMEでしたので本革巻ステアリングホイールや本革巻セレクトレバーが付いており上質な感じがしました。
  • 先代のハイブリッドのセレクトレバーがパソコンのマウスのような形だったのに対し新型フィットはしっかりとしたストレートのセレクトレバーになっていました。

✖気になった点

  • 最近の車では当たり前のようについているドアロックした時にミラーを自動的にたたみアンロックした時に自動で展開するオートリトラミラーがオプション設定になっている。
  • センターのコンソールボックスも標準ではトレーになっていてコンソールボックスも別売りになっている。
  • 試乗車で後席のドアスイッチパネルはピアノブラックになっているのに前席のドアスイッチパネルは無塗装のままといったところが気になりました。
  • 今まで設定のあったMTの設定が無くなっている。

新型ヤリス(旧ヴィッツ)に良かった点・気になった点

トヨタ ヤリス 公式ホームページ

2月10日に販売開始された新型ヤリス(旧ヴィッツ)はZ・G・Xのグレード設定がありガソリン車のGには1000ccのエンジンも用意されています。
新型ヤリスは初代から完成されたパッケージングを良くも悪くも継承している印象があります。個人的にはフロントはアクアっぽく、リアはプリウスっぽいデザインになったような気がします。
ヴィッツから乗り換えても安心、安定感のある車で変化をあまり望まない人にとっては最適の車といえます。

〇良かった点

  • トヨタ初の駐車支援システム(ハイブリッドにメーカオプション)を実際に体験しましたが駐車しようとする位置に垂直になる位置に車を止めて駐車支援ボタンを押すとブレーキ踏んでシフトをDやRに切り替えるのは手動ですが、後は自動で駐車してくれます。
  • コンパクトカーだと収納が少ない印象がありますが、新型ヤリスというかヴィッツは少しでも収納できるところを増やそうという工夫がみられます。
  • ガソリン車の排気量のラインナップが1500㏄と1000㏄の2タイプがあり選べるところ。
  • ガソリン車には6速MTの設定が用意されている。
  • 新型フィットと比べると燃料消費率が良い。

✖気になった点

  • エンジンの種類が軽自動車と同じ直列3気筒で軽自動車と同じような音がする。
  • あまり変化を望まない車が欲しい人には良いと思いますが、こちらのパーキングブレーキはハンドブレーキ式。ペダル式や新型フィットのように電子制御のパーキングブレーキのような今どきの方式にはなっていません。
  • 後席の足元のゆとりがなく少し狭い感じがしました。
  • リアシートを倒したときに10cmくらいの段差ができる。
    何故リアシートを倒すとフラットになる車があふれているこの時代に10㎝くらいの段差ができるのを解消しないのか私には理由がわかりません。
    何か意味があるのかもしれませんが、新型ヤリスになってもそのままなのは残念でした。

新型フィット・新型ヤリスのカタログデータの比較

  新型フィット(e:HEV HOME FF) 新型ヤリス(HYBRID G 2WD)
全長(m) 3.995 3.940
全幅(m) 1.695 1.695
全高(m) 1.515 1.500
ホイールベース(m) 2.530 2.550
最小回転半径(m) 4.9 4.8
車両重量[車両総重量](㎏) 1,180[1,200] 1,060[1,335]
客室内寸法(m)長さ/幅/高さ 1.955/1.445/1.260 1.845/1.430/1.190
総排気量(L) 1.496 1.490
エンジン種類 直列4気筒 直列3気筒
エンジン最高出力(KW[PS]/rpm) 72[98]/5,600-6,400 67[91]/5,500
エンジン最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 127[13.0]/4,500-5,000 120[12.2]/3,800-4,800
モーター最高出力(KW[PS]/rpm) 80[109]/3,500-8,000 59[80]
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 253[25.8]/0-3,000 141[14.4]
燃料タンク容量(L) 40 36
燃料消費率 WLTCモード(km/L) 28.8 35.8
 市街地モード(km/L) 29.6 36.9
 郊外モード(km/L) 31.8 39.8
 高速道路モード(km/L) 27.0 33.5
主ブレーキの種類・形式 前 油圧式ベンチレーテッドディスク 油圧・回生ブレーキ協調式ベンチレーテッドディスク
主ブレーキの種類・形式 後 油圧式ディスク 油圧・回生ブレーキ協調式リーディングトレーリング式ドラム
販売価格(税込) 2,068,000円~ 2,130,000円~

主要諸元表から抜粋しましたが、新型フィット・新型ヤリスとも優れている点と劣っている点がそれぞれあります。

燃料消費率は・・・新型ヤリスの方が良い

新型フィット・新型ヤリスを試乗して乗り比べたまとめ

先代モデルに比べて改良されている点が多く感じたという点で新型フィットが良いという結果に

新型フィット・新型ヤリスそれぞれを比較して良かった点と気になった点を挙げていきましたが、個人的には運転時の確認のしやすさ、室内空間の広さ、シートアレンジなどで新型フィットが良いと思いました。

新型ヤリスも燃費は新型フィットより良いし駐車支援システムも素晴らしくて未来の車な感じはしましたが、個人的に重視する点が新型フィットの方が良かったです。

少しでも新型フィット・新型ヤリスの比較の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

おまけ

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以上、新型フィット・新型ヤリスの試乗乗り比べ比較でした。

 

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